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オガワ機工株式会社の「今」を伝えます。

理科の楽しさを子供達へ—オガワ機工の理科教育支援

2025/02/21

左:オガワ機工社長 伊藤秀典   右:久留米市教育委員会教育長 井上謙介様

2025年2月17日、オガワ機工株式会社は、久留米市の理科教育発展のため50万円の寄付を行いました。これまでに18回の支援を継続し、理科の授業で使う実験器具の購入に充てられています。

理科教育支援のきっかけ

この支援活動は、当時の社長(現会長)である伊藤博介が参加した講演会で、理科教育の予算が減少し実験の授業が減っているという話を聞いたことがきっかけで、「未来を担う子どもたちのために何かできることはないか」と考えたことが発端となり、2007年(平成19年)より開始されました。

当時、久留米市には46の小学校があり、すべての学校に満遍なく支援を行き渡らせるため、理科教育センターへの寄付という形を選択。これにより、各小学校が高額な実験器具を借りられるようになり、より充実した理科の授業を目指しています。

小学生のワクワクを支える取り組み

当社の副社長伊藤慎二は、小学生のころ理科の実験がある日はワクワクしながら学校に通っていたと語ります。今でも、そんな気持ちを持つ子どもたちは多いのではないでしょうか。理科の授業を通じて、子どもたちが科学の楽しさを感じ、ものづくりのまち久留米への興味につながれば嬉しいです。

また、授業を楽しむ子どもが増えることは先生たちのモチベーション向上にもつながります。授業を受ける子どもたちだけでなく、教える側も楽しく理科の魅力を伝えることができる環境を微力ながら支えていきたいと考えています。

支援金で購入された実験器具
昨年の寄付により購入していただいた実験器具

昨年の支援金で購入された実験器具を、贈呈式の際に実際に見せていただきました。
・振り子実験器
・生物顕微鏡
・人間の心臓の動きを振動で再現する「ハートビートボックス」
・比較ができる流水実験器

実際に手に取って試したところ、大人でもワクワクするような体験でした。この気持ちを久留米市の小学生たちにも味わってもらいたいと心から願っています。

今後も続く理科教育支援

オガワ機工は、久留米市の理科教育を支援する活動を今後も継続していきます。ものづくりの基盤となる科学の面白さを知ることは、将来の技術者やエンジニアを育てる第一歩。子どもたちが理科を楽しみ、将来の可能性を広げる一助となるよう、引き続き支援を行ってまいります。

久留米市では、理科の授業以外でも教育の充実を図るため、企業や個人からの寄付を募っています。
寄付の申込方法のほか、各学校が必要としている物品については、久留米市ホームページをご覧ください。
久留米市ホームページ 学校への寄付・寄贈について
この取り組みが広がり、より多くの子どもたちが充実した学びを得られることを願っています。

オガワ機工は、未来を担う子どもたちにより良い学びの機会を届けることを大切に考えています。
これからも地域貢献を大切にしながら、ものづくりの未来を考えていきます。

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